北朝鮮危機が少しだけ落ち着いた様子があったり、フランス大統領選挙で中道系のマクロン氏が当選したりということで世界的に緊張感が緩和したのだろう、VIXが歴史的な低水準となり、10を切った5/8に9.77、5/9も市場が開いて下がる傾向で瞬間値で9.57。ここ最近で10を切ったのは2007/1/24の9.89、1990年以降の史上最低値は1993/12/22の9.31。この史上最低値に迫る勢いである。
よっぽどみんな楽観的なんだろうねぇ。
個人的には、VIXが高い水準の時はS&Pが下がって買い時と判断できるが、低い水準では売り時とも買い時とも判断できないと考えている。というのは市場が比較的平穏の時は低位安定でずっと継続するからである。下がったからと言って売っていたらあっという間に持株がなくなってしまう。VIXが低位安定の間は、S&Pなどの株価指数はゆっくりと上昇しているイメージなので、ホールドすることで将来的なリターンが高くなる。
ということで、VIXが史上最低値になろうがどうしようが、低位の時はホールド継続。20を越えたら買いを検討という従来の方針は維持する。
VIX指数とイベントの歴史
http://www.world401.com/data_yougo/vix.html
1990年以降の1年ごとのVIXグラフ
https://room5110.com/vix/25vixcharts-since1990
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