2017年12月23日土曜日

現時点の保有銘柄

さて、今年の終わりに際して、現時点の保有銘柄をまとめておこう。

1. 日本株

日本株は12銘柄を保有しており、その中で一番古いのは2013年に購入したもの。
特に今年になって一気に増やしている。
選定基準は時によりばらつくが、主には
  • テクノロジー株(ファナック、日本電産)
  • 低PER・PBRの配当狙い(京阪神ビルディング、日進工具、みずほFG、フジ住宅など)
  • 高収益(カカクコム、ファナック)
  • 新興株で将来性・ビジネスモデルから(ウェザーニューズ、メディカルデータビジョン、サンセイランディック、日本M&Aセンター、ラクス)
と言ったところから選んでいる。

保有銘柄(日本株)
銘柄(コード)投資開始年
ウェザーニューズ(4825)2013
カカクコム(2371)2013
ファナック(6954)2013
CYBERDYNE(7779)2015
京阪神ビルディング(8818)2017
日進工具(6157)2017
リファインバース(6531)2017
メディカルデータビジョン(3902)2017
サンセイランディック(3277)2017
みずほFG(8411)2017
フジ住宅(8860)2017
日本電産(6594)2017
日本M&Aセンター(2127)2017
ラクス(3923)2017
旧持株X-

2. アメリカ株

アメリカ株は以前持っていたものは全部2016年までに売却してしまっていた。
しかし今年になってから心が変わり、やはり個別株にも投資しようかなということで購入。
こちらも基本的にはテクノロジー株か優良株の配当狙いかで買っている。


保有銘柄(アメリカ株)
銘柄(Ticker)投資開始年
Amazon.com(AMZN)2017
Chubb(CB)2017
Alphabet(GOOGL)2017
Johnson & Johnson(JNJ)2017
3M(MMM)2017
NVIDIA(NVDA)2017
Visa(V)2017

3. ETF

現保有銘柄の中ではETFを一番長く持っている。
以前はI-SharesのIVVとかEEM、EFA、IJRを持っていたが、Vanguardの取り扱いが始まってから、順次Vanguardに乗り換えた。
基本的には全世界の株式(とREIT少々)に投資している。
アメリカ株は大型株だけでなく、中小型株にも投資しようと思い、VBKを保有している。

個別株だとどうしても低迷する時期や高騰した場合に不安になって、売ってしまったりするが、ETFは基本的には緩やかに右肩上がりであがるので、それほど不安にならずに保有できる。(VGKやVWOはそんなに右肩上がりではないけど!)


保有銘柄(ETF)
銘柄(Ticker)投資開始年
Vanguard Total World Stock ETF (VT)2013
Vanguard Total Stock Market ETF (VTI)2008
Vanguard Small-Cap Growth ETF (VBK)2016
Vanguard FTSE Europe ETF (VGK)2008
Vanguard FTSE Pacific ETF (VPL)2010
Vanguard FTSE Emerging Markets ETF (VWO)2010
iShares International Dev Real Est ETF (IFGL)2017

4. 投資信託

投資信託は、昔信託報酬が低くても0.8~1.6%の時代に出てきた低信託報酬のeMAXISを2010年から積み立て開始し、2016年からさらに低信託報酬の「たわら」に切り替えた形(eMAXISは現在は積み立てせず保有のみ)。
こちらもETFと同じ考え方で、なるべく全世界の株式に投資する。
日本株だけはインデックスファンドより「ひふみ」の成績が良さそうと判断し、「ひふみ」で積み立てている。幸いこれまでの成績はご存じの通り良好。

eMAXIS全世界株式だけは東京三菱UFJ銀行の口座で積み立てている。これは投信の積み立て設定によりATMの利用料が無料になるからである。


保有銘柄(投資信託)
投資信託
eMAXIS全世界株式2012
eMAXIS先進国株式2010
eMAXIS新興国株式2010
eMAXIS先進国REIT2010
ひふみプラス2013
DIAMたわら先進国株式2016
DIAMたわら先進国REIT2016
DIAMたわら新興国株式2016

銘柄数に関しては少し多いような気もしつつ、これくらいであれば管理できる範囲なので問題ないと考える。
さて、来年はこの銘柄に変化があるか??




2017年12月22日金曜日

iDeCoの口座番号など届く

昨日のブログでiDeCoの口座番号などの連絡待ちと書いたが、さっそく本日資産管理機関会社であるJIS&Tから届いた。
ということで、楽天証券のサイトにログインし、iDeCoの口座を見てみる。
前口座から移管されているはずの金額とか、iDeCo口座申込時に設定した拠出情報などがまだ全く反映されてなかった。もう少しかかるのだろう。


e-Taxの準備をした

日々時間的に余裕が出てきたので、マイナンバーカードを作ってe-Taxで確定申告しようかと思った。
そこでその準備をする。
下記にやったことをまとめるが、なんやかんやと手順が多かった。

1. 事前準備

ここまでの準備として、今までに以下のことを行った。

  • マイナンバーカードの申請・受領
  • ICカードリーダーの購入
ICカードリーダーはSONY製のRC-S380/Pを購入した。
マイナンバーカードだけでなく、FeliCa利用のカード(Suicaなどの交通系カード、イオンのWAONなど)も読み取れて何かと使えそうなので、SONY製の製品を選んだ。


2. ソフトのインストール

2.1 PaSoRi(ICカードリーダー)用ソフトのインストール

まずはPC(Windows)にICカードリーダーを接続してソフトをインストール。
ただし、繋いだだけではソフトのインストールがされなかったので、SONYのページから以下の2つのソフトをダウンロードしてインストールした。

  • NFCポートソフトウェア
  • PC/SCアクティベーター for Type B

e-Taxを利用するにはPC/SCアクティベーターというソフトも入れるらしい。

2.2 公的個人認証サービス用ソフトのインストール

マイナンバーカードは個人認証サービスなので、その電子証明書を利用するためのソフトウェアがいる。
それは下記サイトからダウンロードしてインストール。


他にも使える認証サービスがいくつかあり、上記はそのサービスの1つである。
ただ、確定申告書等作成のページから利用できる認証サービスは上記ともう1つくらいしか対応していないらしいので、公的個人認証サービスを利用するのが良いだろう。

3. e-Tax関連の事前準備

次は「e-Taxの開始(変更等)届出書作成・提出コーナー【事前準備】」のページに従って、いくつかの作業を行う。基本的には説明通りにやっていくだけである。

3.1 ルート証明書のインストール

使用するPCが問題ないものであることを確実にするためのものだろう。ルート証明書なるものをインストールする。

3.2 信頼済みサイト・ポップアップブロック許可サイトの登録

e-Tax関連のサイトにきちんとアクセスするための設定

3.3 開始届出の提出

利用者識別番号を取得する。
【届出書の選択】のページ
から個人か法人かを選択して、画面に従って住所氏名など必要事項を記入する。

  • 暗証番号(パスワードのようなもの、英数字をまぜた8桁以上)
  • 納税用確認番号(数字6桁)

を設定するので、あらかじめ考えておいた方がよい。
申請ボタンを押すとすぐに利用者識別番号(半角数字16桁)が発行される。
この画面はハードコピーなどとって保存しておく。

4. e-Taxの初期登録作業

4.1 e-Tax用ソフトのインストール

e-Taxソフトダウンロードコーナー」からソフトをダウンロードし、インストール。
e-Taxソフトを起動すると、税目プログラムをインストールするか聞かれる。
要は所得税とか消費税とかいろんな税金を納められるが、それぞれ別のソフトモジュールになっていて、都度インストールしないといけないらしい。
ただ、インストールはいつでもできるので、必要になるまではインストールしなくても良さそう。

4.2 e-Taxの初期登録作業

初期登録作業のページに従って、登録作業を行う。利用者識別番号をオンラインで取得した場合と書面で取得して場合で手順が異なるので、それぞれ自分にあった手順でやる。
手順に従って、電子証明書の登録ができればOKのようである。

ここまで来たところで、e-TaxのソフトにはPCにインストールするソフト以外にweb版があるとか、確定申告をする際には確定申告書等作成コーナーで作成して電子申請もできることを知る。
となると、e-Taxのソフトをインストールする必要性があったのかどうか不明だが、まぁ今のまま置いておこう。

5. e-Taxからのメール到達確認

e-Taxで登録したメールアドレス宛にメールが送られてくる。メール中のリンクから必要事項を入力し、きちんとメールが届いた旨の登録をしておく。



平成29年分の確定申告書等作成コーナーは来年の1/4公開予定らしい。


ヨドバシカメラ:SONY RC-S380/Pのページ

2017年12月21日木曜日

会社の確定拠出年金からiDeCoへの移管

9月に会社を退職し、しばらく無職(セミリタイア)の身。
ということで、iDeCoを始める。前職では会社で企業型確定拠出年金をしていたため、在職中はiDeCoの口座開設ができなかった。退職したので、企業型から個人型(iDeCo)への移管をした。
時系列としてはこのような感じ。
9月:退職
10月:厚生年金を国民年金1号保険者に切り替え
11月:楽天証券にiDeCoの口座開設の申し込み
12月:企業型確定拠出年金の口座からiDeCoへの移管・振込の連絡、楽天証券からiDeCo口座開設の連絡
ただしまだ、楽天証券のiDeCoの資産管理会社(JIS&T)から口座番号などの案内が来ていないので、ログインはできない状態。

ここで、企業型確定拠出年金の運用結果を見てみよう。

まず投資銘柄は日本株、外国債券、外国株式のファンド中からなるべく手数料が安いものをということで下表の銘柄を選び、投資配分を決めた。
当初は日本株と外国株を同じ比率にしていたが、やっぱり日本株より外国株の方が値上がりするなーと思い、途中から外国株の配分を増やした。
確定拠出年金ではない、通常の投資口座では債券ファンドへの投資はしておらず、すべて株式ファンドとREITファンドであるが、こちらはポートフォリオのおまじないのような感じで10%割り当ててみた。

投資銘柄と資産配分
銘柄配分(%)解約時比率
MHAM株式インデックス22545→2042
DIAM GボンドDコース10→107
DIAM 外国株式オープン45→7051

投資期間は2007年から2017年の約10年間である。
外国株、日本株とも2008年のリーマンショックなどにより2012年頃までは株価低迷、その後はアベノミクスやアメリカでも株高が始まり、現在まで続いているところ。
それぞれのファンドの基準価額の変化は、

  • MHAM株式インデックス225:約2倍
  • DIAM GボンドDコース:約+6%
  • DIAM 外国株式オープン:約2倍強

となった。
拠出額に対する、移管時の売却後確定額の収益率を見ると173%。年利回りでは5.5%と言ったところ。まぁ株式投資で考えるとこんなものだろう。

もちろん、売却益にかかる税金とか手数料とかは確定拠出年金だからゼロである。
ちなみに移管にかかる事務手数料は資産管理会社に4,320円取られるくらい。

この移管金とこれからの拠出でiDeCoの運用を初めて行くこととなる。



2017年12月12日火曜日

今年(2017年)の投資振り返り

さて、12月も10日を過ぎ、今年の売買は終わったので、今年の投資内容を振り返ってみる。

1. 個別株・ETF

今年のトピックスは日本株・アメリカ株とも個別株を多く買ったことである。
下記のように個別株の新規購入銘柄数は日本10、アメリカ7と前年より大幅に増やした。
ETF・投信はコアの投資として良いのだが、大きく増やしたり配当利回りが良いものなどを選ぶとやはり個別株になるからである。
コアの投資は確定して機械的にやっているので、サテライト投資である個別株に目が向いたというところか。

保有銘柄数
国・分類 前年からの保有数 新規購入数 合計保有数
日本個別株 5 10 15
アメリカ個別株 0 7 7
投資信託(日本籍) 8 0 8
ETF(アメリカ籍) 6 1 7

また、前年は結構の銘柄で売却し、税金もたくさん払ったが、今年はほとんど売らなかった。
昨年はアメリカ大統領選や英国のEU離脱の国民投票があって株式市場に不透明感があったが、今年は一貫して先高感があり、売ろう・利益確定しようという思いがわかなかったからである。

ちなみに、数少ない売り銘柄は下記の通り。
  • Mobileye(MBLY):Intelに買収されることが決まり、買収予定金額付近まで値上がりして張り付いたので売却
  • メディカル・データ・ビジョン(MDV):購入から5ヶ月で+40%と結構上がったので、半分売却
ただ、MDVを売った後は、結構上がってきても売らないように我慢している。

今年は上記のように配当のある銘柄を増やしたので、来年の配当金が楽しみだ(今年もある程度はもらっていたが)。


2. NISA

昨年から始めたNISA、今年も120万円の満額投資信託を購入。
毎月の積立は合計7万円で、残りは思いついた時にスポット購入をしている。
つみたてNISAにはしないことにする。

3. iDeCo

会社勤めの間は会社で確定拠出年金をやっていたのでiDeCoはできなかったが、8月に退職し無職となったので、会社の確定拠出年金をiDeCoに移管する手続きをしたところ。

4. その他

何よりも今年の大きな出来事は会社を辞めたことである。
病気をしたからというのが一番の理由であるが、経済的独立も見えてきたからというのも理由の1つである。

5. 来年どうするか

来年もずっと仕事をしなかったら、基本的に配当収入と資産の取り崩しをしながらの生活となる。また資産の45%を占める前職の株Xの比率をこれから数年かけて下げていくことにもなるだろう。
ということで、
  • NISAは継続、iDeCoの開始をして非課税の資産を増やす
  • X株を徐々に売っていく(これから数年かけて)
  • ETF・個別株の積み増し
が基本となるだろう。
今のところは、新規の銘柄に手を出そうという気は起きていないが、また気が変わるかもしれない。









2017年12月4日月曜日

株主総会招集通知の電子化(日本電産)

3月決算の会社の中間決算の配当通知や中間決算の報告書が次々と郵送されてくる時期である。
その中で日本電産から来た通知の中に「株主総会招集ご通知の電子化に関するご案内」というものがあった。
希望する人には定時株主総会招集通知や株主総会参考書類、添付書類などをメールで送ってくれるそうである。

自分は郵送よりメールの方が良いのでさっそく申し込んでみた。

システム自体は株主名簿管理人の三井住友信託銀行が提供している。登録する会社の一覧を見ることができたので、一通り見てみると、日本電産を含めて14社しか名前がなかった。
まだまだこういうシステムは始まったばかりなのだろう。逆に言うと日本電産やシステム提供の三井住友信託銀行が先進的に見える。
これに含まれるかどうかわからないのは配当金の計算書である。

証券会社の書類はほぼ電子化されたけど、これらの株主向けの書類が電子化されるのはいつだろうな?そしてこれが電子化されると郵便物はますます少なくなるだろうなぁ。。