そこで保有銘柄をチェックしてみた。
1. 地域選択
自分のポートフォリオのアセットロケーションは厳密に決めていないが、日本株の比率が高く、それ以外はどこも予定より低いので、選定対象となり得る。保有しているETF、VWO(新興国)、VGK(ヨーロッパ)、VTI(アメリカ)を比較してみる。
Yahoo! FINANCE(US)にて10年超の長期チャートを見てみる。
グラフ中の上下の直線は自分でえいやっと引いた線である。
1.1 VWO(新興国)
残念ながら長期では上昇しているようには見えない。
今後状況が変わって上昇していくようになるか?と考えても可能性としては低そうである。
VWOの長期チャート |
1.2 VGK(ヨーロッパ)
2009年のリーマンショック以降、よく見ると少しは成長トレンドかなと思う。ただし傾きはだいぶ小さい。
配当利回りは3.4%くらいあって、他の地域よりはだいぶ高いので、配当を多くもらおうと思うなら選択するか?というくらい。
VGKの長期チャート |
1.3 VTI(アメリカ)
2009年のリーマンショック以降、大きな上昇トレンドである。
ざっくりみても3倍くらいにはなっている。
モメンタムを重視するなら、やっぱりアメリカ株の比率を上げておくのが一番かなと思う。
VTIの長期チャート |
2. ETFか個別株か
アメリカ株は個別株も持っているので、個別株にするかを検討する。2.1 優良株
まずは長期にわたって好調であり、配当もそれなりにある(配当利回り2%台)優良株を比較する。自分が保有しているのはCB、JNJ、MMMである。5年または10年でVTIと各銘柄を比較したチャートは下記の通り。
各銘柄とも時期によってそれぞれデコボコはあるが、VTIにするか個別株かはまぁ好みといったところか。どれを選んでもそう大きく変わることはなさそう。
VTI vs 優良株(5年チャート) |
VTI vs 優良株(10年チャート) |
2.2 成長株
次は成長株とVTIとを比較してみる。成長株として自分が保有しているのはAMZN、GOOGL、NVDA、Visaが該当する。
チャートを比較してみると、VTIが横ばいに見えるくらいに、これらの株価の上昇が著しい。個人的に意外だったのはGOOGLよりもVisaの方が株価上がってるのね。
こうしてみると、またモメンタムを重視するならAMZNかNVDAの買い増しかな?と思うな。
VTI vs 成長株(1年チャート) |
VTI vs 成長株(5年チャート) |
VTI vs 成長株(10年チャート) |
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