2018年10月10日水曜日

外国株の投資先を考える。

四半期ごとに入ってくるアメリカ株・ETFの配当が最近まとまって入ってきて、ドルでの口座残高が2,800ドルほどになったので、外国株(ETF)を買い増ししようかと思う。
そこで保有銘柄をチェックしてみた。

1. 地域選択

自分のポートフォリオのアセットロケーションは厳密に決めていないが、日本株の比率が高く、それ以外はどこも予定より低いので、選定対象となり得る。
保有しているETF、VWO(新興国)、VGK(ヨーロッパ)、VTI(アメリカ)を比較してみる。
Yahoo! FINANCE(US)にて10年超の長期チャートを見てみる。
グラフ中の上下の直線は自分でえいやっと引いた線である。

1.1 VWO(新興国)

残念ながら長期では上昇しているようには見えない。
今後状況が変わって上昇していくようになるか?と考えても可能性としては低そうである。

VWOの長期チャート

1.2 VGK(ヨーロッパ)

2009年のリーマンショック以降、よく見ると少しは成長トレンドかなと思う。ただし傾きはだいぶ小さい。
配当利回りは3.4%くらいあって、他の地域よりはだいぶ高いので、配当を多くもらおうと思うなら選択するか?というくらい。
VGKの長期チャート

1.3 VTI(アメリカ)

2009年のリーマンショック以降、大きな上昇トレンドである。
ざっくりみても3倍くらいにはなっている。
モメンタムを重視するなら、やっぱりアメリカ株の比率を上げておくのが一番かなと思う。

VTIの長期チャート

2. ETFか個別株か

アメリカ株は個別株も持っているので、個別株にするかを検討する。

2.1 優良株

まずは長期にわたって好調であり、配当もそれなりにある(配当利回り2%台)優良株を比較する。自分が保有しているのはCB、JNJ、MMMである。
5年または10年でVTIと各銘柄を比較したチャートは下記の通り。
各銘柄とも時期によってそれぞれデコボコはあるが、VTIにするか個別株かはまぁ好みといったところか。どれを選んでもそう大きく変わることはなさそう。

VTI vs 優良株(5年チャート)

VTI vs 優良株(10年チャート)


2.2 成長株

次は成長株とVTIとを比較してみる。
成長株として自分が保有しているのはAMZN、GOOGL、NVDA、Visaが該当する。
チャートを比較してみると、VTIが横ばいに見えるくらいに、これらの株価の上昇が著しい。個人的に意外だったのはGOOGLよりもVisaの方が株価上がってるのね。
こうしてみると、またモメンタムを重視するならAMZNかNVDAの買い増しかな?と思うな。

VTI vs 成長株(1年チャート)

VTI vs 成長株(5年チャート)

VTI vs 成長株(10年チャート)



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