「実践 生き残りのディーリング」(矢口新 著、パンローリング)より
86 損切りの徹底「ミネルヴィニの成長株投資法」(マーク・ミネルヴィニ著、パンローリング)
損切りが難しいなどといっているうちは、まだ駆け出しです。
損は切るもの。アゲインストのポジションは、持ってはならないものなのです。 アゲインストのポジションからは、まともなものは何ひとつ生み出せません。必要以上のエネルギーを浪費させ、相場観を狂わせ、機会利益を減少させ、ひいては取り返せないほどの損を抱える危険をはらんでいるのです。
「第12章 リスク管理1ーリスクの性質」より
株式投資の手法に関係なく、大きな損失からポートフォリオを守る方法はひとつしかない。それは損失が小さくて、雪だるま式に増える前に切ることだ。
絶対に損を出さないと言えるほど、トレードがうまい人はだれもいない。間違いは避けられない。しかし、間違ったままでいるのは、自分でそうしていることだ。間違ったままでいると、致命的になることもある。と言ったように、繰り返し記述されている。
そして損切りをすることは難しいとも書いてある。
自分も過去に個別銘柄を買って値段が下がったものを、ナンピン買いしたり、数十%下がっても持ったままだったりということが何度もあった。
これらの本を読んだ今年の3月頃に損が出ていた銘柄をバッサバッサと売却した。
購入してから1ヶ月も経っていないものもあれば、数ヶ月経ったものもあった。
売却から2ヶ月ほど経って、それらの株価がどうなったのかを見てみた。
売却した銘柄数:10のうち
- 損切りした価格よりさらに下がっているもの:3
- 損切りした価格より上がっているが、元々の買値よりは下のもの:6
- 元々の買値よりも値上がりしたもの:1
となった。
損切りしたものはやはりトレンドが悪いものが多く、値上がりしていない。
損切りは必要経費と考えてとっとと切っていこうと思う。
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