本日、ラクスの株主総会に出席。
こちらは3年前にも出席しており、今回が2回目。(前回の内容はこちら)
(株)ラクス 第21期定時株主総会
1.場所・時間
場所:梅田センタービル31F ホワイトホール(大阪市北区)
日時:2021/06/25(金)
10時開始、10:13終了(株主総会)、10:40終了(全体)
160人程度の席を用意し、1つおきに座るよう張り紙がされていた。出席者は20人程度だったように思う。
3年前と比べると年齢層が広がったように感じた(おっちゃんの投資家が増えたように思う)。
3年前もそうだったが、株主総会として必要な決議事項などはささっと済ませて、その後にざっくばらんな質疑応答の機会を設けるやり方。
2.内容(概要)
- 中村社長が議事進行
- 株主総会における議決権の充足数の説明
- 監査役より監査報告の説明
- 業績・連結損益決算書などは招集通知を見てね。というタイプ。
- 決議案について説明し、質問があるか確認し(質問なし)、議案ごとに採決をとってすべて可決。
以上、10分少々で株主総会は終了。
その後はざっくばらんに質疑応答タイム。
3.内容(質疑応答)
以下の内容は自分の聞き書きであり、質問者・回答者の意図と異なる、抜けている可能性もある。
[Q]は質問、[A]はそれに対する回答(中村社長が回答)
1.[Q]増配を決めた時の考え方を教えて欲しい。
1.[A]増配はしつつ、事業拡大に資金を向けることも考えて、増配幅を決めている。
2.[Q]会社のことを全く知らないので、事業のことを教えて欲しい。
2.[A](人材派遣とSaaSについて簡単に説明)
3.[Q]今後の事業展望を教えて欲しい。
3.[A]ITと人材系。ITはこれからもバックオフィス系を進める。M&Aの専任部隊を作ったのでM&Aもやる。
4-1.[Q]5カ年計画に関連して、今後5、10年で世の中はどのようになっていると考えているか?
4-1.[A]少子高齢化の流れはあるがそう大きく変わることはないだろう。SaaS、クラウド化が大きく進むと考えている。
4-2.[Q]「クラウドで中小企業を元気に」という戦略は変わるのか?
4-2.[A]現在でもいくらか大企業の顧客もいる。中小企業だけというよりは今取引している大企業くらいには少し拡張しようと考えている。直近10年くらいはまだ国内で、海外はその後になるだろう。
4-3.[Q]営業マンを投入するという進め方を今後も続けるのか?営業マンの室を保てるか、資金面でのリスクなどはないか?
4-3.[A]営業メンバを増やした時にその質を保てるかというのは課題なので、戦力化のためのチーム組成や工夫をしながら進めているところ。資金面に関しては、現在まででも人を増やしてもキャッシュフローは黒字を保っているのであまりリスクはないと考えている。
4-4.[Q]会社意思決定におけるブレーキ役はきちんといるか?取締役がブレーキ役となっているのか?
4-4.[A]把握しているリスクに関しては事業運営の中で認識しながら進めている。
(4-1~4-4は同じ人が質問)
5.[Q]事業運営に対してコロナ禍のプラス面・マイナス面を教えて欲しい。
5.[A]マイナス面は、緊急事態宣言などがあると営業活動がしにくいとか、人流が減ると経費精算のシステムとか企業側も移行の意欲が減りがち。プラス面としては、世の中にデジタルに移行しようという流れが出てきたこと。
6.[Q]商標を調べてみると「楽楽○○」という名称で今サービスしていないものも取っているようだが、将来的なことを考えてのことか?
6.[A]具体的な予定はいえないが、可能性のあるものは予防的に取っている。
以上で、質問したい人がいなくなったので、終了。
「会社のことを全く知らないから教えて欲しい」という質問が出たのにはびっくりしたが、そういう人もいるのだな。。
(それくらいは資料読んでおいて欲しい。。)
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